さて、このたびR50のタイヤを替えて走行観が一変した為、再度大台ヶ原まで走ってみる事に致しました。

タイヤはB社製ACCLADEという製品です。
本当はミシュランなんかの外国製を付けてエエカッコウしたかったのですが、よくハンドルぶれをおこす様です。
D社製TT−100でも良いかな?なんて思いながらタイヤ屋さんに行くと、「これがあるよ」と見せてくれ、一目見るなり気にいってしまいました。
旧車でも似合いそうなおとなしいパターンとつまめるぐらい柔らかいコンパウンド。
結局リアだけのつもりでしたが前後とも替えてしまいました。

1.ハンドルぶれが無くなった。   
実は今までのタイヤはハンドルぶれをおこしていました。
レジスタンスを強めに締め、空気圧を160Kpaまで落としてようやく回避していましたが、それでも40q/hの時に段差を踏むとぶれる事がありました。
それがこのタイヤに替えて、完全に消えました。
レジスタンスは全く締めていませんし空気圧だって200Kpaまで上げてあります。
手を放してもまっすぐ走ります。

2.クセが消えた。
水平対向エンジンの特性上仕方の無い事と思っていた「クセ」が消えました。
旧タイヤではリーンアウトでハンドルを押さえ込まなければ目的通りにトレースできなかったのですが、新タイヤでは体重移動だけでコーナーを決める事ができます。
特に左コーナーでの「隣の車線に飛び出す恐怖」が無くなりました。
実際、寝癖立ち癖はしっかり残っていますが今までがひどかったので六宝的には「消えた」と感じました。

大阪を9時半出発

かなり遅い旅立ちなので阪神高速及び西名阪自動車道を乗り継いで針テラスまで直行。
最近の大型トラックは100q/h超で走っています。
そいつに追い越しをかけたらおじさんがピース・・・・だって。あの人バイク乗りなんだ。
タイヤがしっかり路面に食いついています。ハンドルぶれの心配が無くなり気持ちにゆとりができました。


11時、針から南下、榛原へ

R50魅惑の「タペットサウンド」(R50にはタペットは無い)。本当は「バルブノイズ」って言うんでしょうがここは「タペット」の名が合っているように思います。
快い連続音とエンジンのわずかな振動が快感。
計画では直接R370からR169へ抜けるつもりでしたが、ムラっけ六宝は気分次第で寄り道します。
実は頑張って走る気が無くなってしまったのです。

東吉野村入口
12時、R369から東吉野村へ

ゆとりができたら周囲の風景や音が気になるものです。
鳥のさえずりを聞きながら川沿いを行くと、日本オオカミの銅像発見。
走るのに夢中ならきっと無視して通り過ぎたでしょう。


13時、大台ヶ原ドライブウエイへ突撃

ゆとり気分の時は一定速度で走行したくなります。
直線でもコーナーでも40から50キロを常にキープするのです。
ギアチェンジもあまりしたくなくなります。
使うのは3速と4速だけ。

日本オオカミの像
こういうワインディングの激しい道では実際体重移動だけでは思うようにコーナーを攻められません。
リーンウィズが基本ですが、気が付くと尻を内側に移動させて微妙にハングオン状態の攻め方をしています。
バンク角が浅いのでそれを補う為です。
これもタイヤに信頼性が持てた結果でしょう。

そうこうしても今時のバイクより遙かに遅い。
リッターバイクがそろ〜と追い越して行きます。
あたりまえか・・・。
前回と同じ場所でワンショット♪ 旧車には緑が似合う
14時、下山
下りはちょっと辛い。ライディングポジションが前屈なのでハンドルに体重がかかります。
以前のタイヤの時は意識的にハンドルにしがみついていたので気が付かなかったのですが、走行が素直になるとハンドルに加重をかけない走行が望まれるのです。
尻をサドルの後方まで移動させ、ステップを踏ん張る。この状態で右足をブレーキペダルの上に常駐させるのは結構窮屈な体勢になります。やっぱしセミアップのハンドルがこいつには合ってるみたい。
いくらタイヤが良くなっても相変わらず凸凹道路が苦手です。
力ずくで車体を押さえ込んでも跳ねるし、突然の段差があるとトレースがずれて危険な場合もあります。
尻をサドルから浮かせてニーグリップで車体を支える事で車体が暴れても危険な状況を回避できます。

まるでオフ車じゃな。
こういう道が苦手
14時30分 ドライブウエイ途中から小処温泉へ

この道はデンジャラスゾーン!車線が狭い上に当時いたる所に崖崩れがあり、でかい岩が散乱しています。
途中数カ所ショベルカーが崩れた山壁を修復してまして通れない状態でした。
待っているとお兄さんが「バイクを通すよ」って叫び、ショベルカーが道に落ちている岩をすくい上げて仮の道路を作ってくれました。
トライアルバイクなら「いや、いいですよ、勝手に通りますから。」でしょうね。
15時小処温泉で一服

秘湯小処温泉。天然のかけ流し。決して大きくない杉材の湯舟。
ここを知ると他へ行けなくなる。
車は5台程度しか停まれません。
秘湯小処温泉
16時一気に大阪へ
日が長くなったので一般道を利用。相変わらず大阪は走りにくいぞ。

18時過ぎ帰宅
6Vライトなので暗くならないうちの帰宅が鉄則です。


ナンか「性能レポート」ではなく「旅日記」みたいになってしまいました・・・・。
まぁそれだけ走行にゆとりができたという事でしょうね。
ちなみに今回は1日走り続けたのに何処も疲れていません。

ちょっとおしりが痛いかな。

結 論!
BMW R50 Since1955
旧車は旧車らしく堂々と走るのだ