April'2003


 六宝はネットオークションが好きです。 それは、若い頃はあまりにも高額で買えなかったものや、その当時は気にも留めなかったものが、比較的容易に手に入るからです。  とても良い時代になったものですね。
 そんな中、ここで紹介する「魔法のプリンセス・ミンキーモモ」のプラモデルが出品されていまして、ほとんど衝動に近い状態で購入した次第です。
 プラモに熱心だった頃でも、モモちゃんは射程範囲外だったのです。
 六宝は、こんな古いプラモでも真剣に製作するのです。

 手に入れてまず驚いたのは説明書の「1983年8月、葦プロ」という所、一瞬このまま大切にしまっておこうかとも思いましたが、モモちゃんが「作って〜」と言ったので封印をはずす事に致しました。
 合体ロボミンキナーサさんが付いていますが、六宝はこのお方に会った事がありません。 誰か教えて。

 当時のプラモの材質は、現在のものより堅くてもろいので、ラグからはずすのにも注意が必要です。六宝は1カ所失敗しました。
 また、微妙にゆがんでいるので、合わせた時、隙間が出来る場合があります。
 そのような部分は、無理に押さえつけず、後でプラパテで埋める様にしましょう。

 色塗りは、お決まりのエアブラシです。
 今回、初めての試みとして、細かい部分を「マスクゾル」だけでやってみました。

マスクゾルを容器に適量取り、わずかに水で薄めて筆で塗ります。濃すぎると筆にこびり付いて塗れないし、薄めすぎると厚みが無くなってしまいます。
水だけを入れた容器を別に用意しておいて、ゾルが堅くなったら少し水を付けるといったやり方で、良い結果が出ました。
ポイントは、出来るだけ分厚く塗る事、そうしないとはがす時薄い部分が取れにくくなります。また、継ぎ目など凹凸のある部分は、その隙間に染み込んで全く取れなくなります。

 プラスチックは、レジンなどと違いラッカーと良く馴染むので、塗装した部分にマスクゾルを塗っても塗料がはがれる事はありません。

髪の毛や靴の水色はマスクゾルの色
☆ピ ピ ル マ ・ ☆ピ ピ ル マ ・ ☆プ リ リ ン パ
ミンキーモモちゃんとミンキナーサさんです。
90年代の恋人「月野うさぎ」ちゃんとのツーショット
B-CLUB 1/12  原型:栗林 孝
こうやって並べると、アニメの技術もフィギィアの技術も進んだものですね
 こんな児童向けプラモでも、
ちゃんとお約束通りの隠し味がしてあるのです♪。