一生懸命集める気はありませんが、気が付くとこれだけ揃っていました。真空管から最近の小型レシーバーまで一挙公開!!。


ナショナルラヂオ ND−1

昭和24年製造のST管4球です。
国民型の仲間ですが、比較的小型で、作りも戦前の製品のようなちゃちな所が少なくなっています。
この手の再生方式は、スーパーへテロダイン方式のような「サー」というホワイトノイズが無いので、かえって聞きやすいです。アンテナの長さを適度に調整することで一つの放送局を最も聞きやすく設定します。現在、オーディオタイマーを通して目覚まし代わりに使っています。最近のTR式と違って突然大きな音が出るのではなく、はじめはささやく様な小さな音から入るので、自然な目覚めができるのです。
早川電気 5R−800

昭和20年中頃のST管式5球スーパー。どこにでもあるラジオ。
ガレージで作業をする時に鳴らしていますが近所の子ども達に人気の一品です。
ONKYO OS−195

トランスレスMT5球スーパ、MW、SW2バンド。これもどこにでもあるラジオ。
短波の感度も良く、完成度の高い真空管式ラジオです。
NATIONAL ALL TRANSISTOR EB-155

6石TRは終段を除いてヨーロッパタイプが使われています。もちろんNationalのブランド入りです。 部品同士のスペースがほとんど無く、当時の小型化の限界が感じられます。
電池ケースに「4AA」という6V電池の指定がありますが今は手に入りません。単3電池4本と同じ大きさなので代用できます。
仕方が無い事なのでしょうが、内部雑音(ホワイトノイズ)が多く現在あまり実用していません。
こんなのを本当のコレクションというのでしょうね。
トリオの9R59D

BCLをしていた頃にKITで購入しました。コイル群はユニット化されていますし、真空管も含めてプリント配線化されていますので、製作が非常に楽だったと記憶しています。
高1中2にメカフィルを2個も使い、当然BFOも内蔵しています。OPTIONの3.5McのXtaオシレーターを入れましたので、9球入っています。これぞ通信型受信機だという立派な構造です。
久々に通電調整しましたが、相変わらず元気なラジオです。
マツダ・東芝 65B−15

昭和30年製、マジックアイを含めたST6球スーパー。マツダと東芝の2ブランドで発売されていた時期のものです。大きくて重い!。
終段にUZ−42を使用していますので、結構パワーがあります。OPTの一次側に入れたコンデンサを切り替えて音質を3段階変化させます。 
マジックアイは劣化が早いので、普段はソケットを抜いてあります。
YAESU無線 FRG−965

一昔前の広帯域ラジオ、ノーマルで60Mhz〜905Mhzまでをカバーする性能とオールモード対応、OPTIONのTVユニットを入れればテレビまで見える欲張った性能、個人的に改造が出来る事が、今でも強い人気を保っています。
このラジオもテレビが見えますし、コンバーター内蔵で40Khz辺りから短波放送まで受信可能。スイッチ一つで10番Aの復調も出来るように改造しています(何を聞いとる!)。
今はパソコンの隣で中波放送を聞く余生を送っています。アンテナを外に張っている関係でパソコンの影響を受けないのです。,
Panasonic RF−U06

旅行のお供用。AM,FM,TVの3バンド。エリアを指定すると旅先でいちいち設定しなくても、その土地の放送が聞けます。スヌーズや目覚まし機能も付いています。
これを購入してから、我が地区にFM局が増えたのですが、エリアでは対応していません。この場合、やはりマニュアルで設定するしかないのです。
HITACHI KH−2200  SERGERAM(サージラム)

手軽にBCLがしたくて購入しました。MW、SW×3、FMの5バンド。感度切替、周波数微調整も出来ます。
現在、台所のBGM用にこんなのを使っているなんて、贅沢でしょうか。
ケースが自作で格好悪いので後ろから失礼します。
実は部品取り用に購入したJANKですが、直してしまって困っています。
スピーカーが、コイル式マグネットになっていてチョークトランスを兼ねています。ハムノイズが多く聞き疲れするのに加えて周波数変動が激しく、電源投入後は、数分置きに再調整する必要があります。
「Tiger-Go」なるシャーシーが使われているので、何処かのキットだったのでしょう。

こいつもいつかは再生してやる。
SONY ICF2001D

AM-150〜29.999KHz
FM- 76〜108.000MHz
AIR-116〜136.000MHz

古道具屋の片隅にほこりをかぶって積んでありました。
錆びた接点を磨くと元気になりました。
電源が4.5Vて所はいかにもSONYさんのこだわりですね。
シャープ 5P-70

電源トランス式MT管5球スーパーラジオ
あまりにも汚かったので外観を再塗装しました。

この頃はトランスレスと両方売られていましたが、軽くて安いトランスレス式の方が人気でした。

修理記事です。
ナショナルのRE-796

古道具屋さんで200円にて購入。
内部に転がっていたフェライトバーアンテナを固定し直しますと復活しました。

大柄なラジオは古くても良い音がします。
   BULOVA Model 140 Series

1950年後半の真空管式目覚ましラジオです。
時計は60Hz同期なので正確です。
ラジオは5球スーパーレフレックスです。

修理記事はこちら。
   SONY ICR-200

Ni-Cd 二次電池を採用し、小型化をしています。
この電池は長期間放置すると液漏れを起こしていて、これを覚悟で手に入れるのでどこまで侵食しているのかが楽しみです(ウソ)。
1968年製

修理日記はこちら。
   National RF-007

愛称「Micro 007」。
AM/FM(76〜108MHz)、単2電池が使えるのでとても実用的です。
AFアンプにOTL方式を採用しているのでパワーが有り音質も小型の割に良いです。
1982年製、もちろんMade in Japan。
   SILVER PORTABL RADIO DX-300

白砂電機が製作した交直両用ラジオです。
家では家庭電源、旅行先では電池が使えます。
スーパーレフレックス方式と、かなり大きなバーアンテナのおかげで現在でもそん色なく使えます。
・・・・と言っても67.5V電池なんてすでに無く、実用するにはリスクが大きすぎます。
時代の遺産ですね。
詳細はこちら SILVER
   ナショナルラヂオ CX-435

比較的小型のトランスレスMT管5球スーパー。
パネルをパステルピンクに再塗装するとかわいらしくなりました。
AUX端子を取り付け、専用にiPod nanoを購入。
これでFM放送もAriceもキャンディーズも聞けるようになりました。
高音も低音も無い丸っこい音とスイッチONから鳴り出すまでのインターバルを楽しんでいます。