タイトルは過激ですが単なるコレクションの紹介及び自己中心的自転車通勤のページです。


ブリジストン レイダックSE
1996年9月購入。100%通勤目的に購入したもの。
以前のバイクはレース仕様で、通勤には結構不都合があり、手放してこれを購入しました。
1999年6月にフロントフォークが折れましたがその時は5年間フレーム保証で修理できました。
2002年1月フレームが折れました。修理には買うほど付くと言われたのであきらめて自分で修理しました。
修理はできましたが通勤に使用するには不安なので引退させました。
しかし、この乗り心地は他に類が無いのでコレクションの一つに加えました。
短い期間でしたが延べ走行距離は3万Kmほどになります。

今はちょい乗り程度の使い方ですが、乗った人しかわからない快適性。舗装道路を"なめる"ように走ります。 一見何処にでもあるクロスバイク。壊れる前までは誰よりも速かったのです。
700×28Cタイヤに路上の細かい凹凸を吸い上げるダンパー。「軸下加重」が少ないのが決め手。 決定的な故障、フレームが折れました。クロモリのフレームは再溶接すると溶けてしまいます。金具で挟んで樹脂系パテで固定しました。とりあえず無茶はしないように乗っています。
レイダックSEが凄い所

(1)乗り心地
 タイヤに目一杯空気を入れると地面との摩擦面が減少し、軽く走れるようになります。しかし反面、路面の凸凹を拾い乗り心地が悪くなったり、タイヤがはねて地面との接地が無くなり、安定した走行ができなくなります。従って空気圧は適正に保つのが最も走りやすい設定となります。
 しかしこの自転車はダンパーのおかげで「軸下加重」が極端に少ない為、キンキンにしても乗り心地もよく、またタイヤがはねないので安定した走行ができるのです。

(2)速い
 以前はこれにハンドルバーを付けて低い姿勢で走行できるようにしていました。通常走行で30〜35Km/h、バトル時は40Km/h以上、追い風なら45Km/h出ます。
見た目はおじさんバイクなのに、通勤バトルで負けた事はありません。

付 録

現在の私の通勤自転車  RITEWAY社製 GT Nomad LTD トランクはスポンジゴムをはさんでゴムロープで固定してあります

 レイダックよりもかなり軽量なのですが、速くありません。空気圧をあまり高くするとタイヤがはねて逆に遅くなります。またこの手のショックは細かい振動を吸い上げるのではなくて、段差を越える等限界時に働くものなので、快適性にあまり貢献しません。
 700×36Cというマイナーなタイヤは舗装路用ではなくダート用でもなく・・。実は通勤バトルも飽きてきた(疲れてきた)ので公園トライアルもしたいという事で中途半端な機種を選びました。とりあえず通勤時、階段を越えて近道ができるようになりました。

 さて前置きはこれぐらいにして「正しい通勤自転車」について紹介します。

(1)泥よけ
 格好悪いという事で付けない人が多いのですが、付けていない場合、雨天の時、不用意に水たまりを通るとリアではねた水滴が背中から顔を通ってズボンまで一直線にかかります。

(2)荷物入れ
 荷物は背中に背負うのが一般的スタイルですが、正しい自転車通勤は体を身軽にしておくのが鉄則です。特に真夏なんかに背中に背負っていると、汗とこすれでかぶれてしまいます。公園トライアルの為には、荷物の無い時は簡単に外せるように工夫しておきましょう。

(3)サイドスタンド
 当然の装備、競技にでも出場するつもりなら別ですが、駐輪時、道路のガードに立てかけてある方がみっともない光景だと思います。

(4)前照灯
 通勤時、本当に危険なのは後ろから来る自動車より前から来るおばちゃんなのです(失礼!)。

(5)ハンドルバー
 普通に乗る時と身をかがめて乗る時では空気抵抗が格段に違います。30〜35Km/h連続走行のための必需品です。もう通勤バトルはしない(と思う)のでバラしますが、これが私の速さの秘訣です。

追伸
先般、こいつで山を走ってみましたが、結論を言えばこの設定でトライアルは出来ません。
車高が高いのが決定的な不利です。重心の移動が思うようにできません。
また、タイヤが細く、パターンも細かいので地面に食い付きません。ブレーキをかけると恐怖です。

結論
自転車は用途を選んで購入しましょう。